6月20日金曜日の19時から院長上嶋が不在となります。
院長不在時も多くの診療や処置が通常通り可能ですのでご安心ください。また、院長不在時の方が待ち時間が少ない傾向にありますので狙い目です。
当日のVビームレーザーは18時半まで施術可能です。
当日の手術は終日可能です。
なお、シダトレン処方やエピペン処方は院長勤務時の時間帯でのご受診をオススメいたします。ご迷惑をおかけいたします。
手術予約は<こちら>
6月20日金曜日の19時から院長上嶋が不在となります。
院長不在時も多くの診療や処置が通常通り可能ですのでご安心ください。また、院長不在時の方が待ち時間が少ない傾向にありますので狙い目です。
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なお、シダトレン処方やエピペン処方は院長勤務時の時間帯でのご受診をオススメいたします。ご迷惑をおかけいたします。
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ボトックス注射・コアトックス注射・ミラドライまで徹底解説
腋窩多汗症(Primary Axillary Hyperhidrosis, PAH)は、気温や運動とは無関係にワキから過剰に汗が出る病気です。国内有病率は約 5.3 %と推定され、思春期〜30 代にピークを迎えます。症状を放置すると対人ストレス・衣類の黄ばみ・腋臭など生活の質(QOL)を大きく損なうため、早期治療がオススメです。治療が適用になる方は「ご自身の汗が気になる方」「汗のにおいが気になる方」「洋服の汗シミが気になる方」「常に汗が皮膚表面で光っていたり滴るような状態の方」「汗により日常生活で何らかの不都合を感じている方」が対象になります。
*税込・2025 年5 月時点。詳細は<料金ページ>をご覧ください。
治療法 | 即効性 | 平均持続 | 主な副作用 | 当院料金例* |
---|---|---|---|---|
ボツリヌス毒素A注射(ボトックス®/コアトックス®) | ◎(7–10 日) | 約6か月 | 注射痛・内出血 | 1回 39600円~ ※コアトックスの キャンペーン時 |
ソフピロニウム 5 %外用(エクロックゲル®) | ◎(2–4 週) | ―(継続使用) | 皮膚刺激 | 保険適用 |
グリコピロニウム布(ラピフォートワイプ®) | ◎(2–4 週) | ―(継続使用) | 口渇・皮膚刺激 | 保険適用 |
内服薬(臭化プロパンテリン) | △ | ―(継続使用) | 眠気・口喝 | 保険適用 |
miraDry®(マイクロ波熱破壊) | ◎(当日〜1 週) | 半永久的 | 浮腫・疼痛・瘢痕 | 1回20万~40万円 (他院での値段) |
当院のこだわり
- 皮膚科専門医が最適な治療をご提案。
- ボトックス注射は34Gの極細針使用して痛みを最小限に。
- 注射前の麻酔も料金に含まれている明朗会計。
- 保険治療(外用・内服)と自費治療(ボトックス注射)など複数の選択肢がある。
- ボトックス注射は種類(ボトックス®(アラガン社製)またはコアトックス®(韓国製))を値段や特徴で選択できる。
Q1:外用薬と注射、どちらから始めるべき?
A:軽度〜中等度は外用治療からでもよいでしょう。早く改善したい場合や重症例はまずはボトックス®注射を推奨します。
Q2:miraDry® は本当に一度で終わりますか?
A:新宿駅前うわじま皮膚科では現時点ではmiraDryは扱っておりません。一般的にはミラドライの治療回数は 1 回です。ただし、まだ発汗が残る場合もあるため複数回施術が必要なケースもあります。
Q3:保険は使えますか?
A:外用剤と内服薬は保険診療にて処方できます。新宿駅前うわじま皮膚科においてボトックス注射は保険適用外(自由診療)です。これは複数のボトックス製剤が選べることに加えて、施術における痛みを最小化するために保険診療の範疇を超えて最善の痛み軽減処置(極細針や独自の麻酔)を行っているためです。他院にて保険診療で注射をおこなった患者様が当院にいらっしゃると施術時の痛みの少なさに驚かれることが多いです。
#脇汗 #腋窩多汗症 #ボトックス #保険診療 #皮膚科 #美容皮膚科 #新宿
新宿駅前うわじま皮膚科
東京都渋谷区代々木2丁目6-7セイチビル4F
TEL 050-1807-2172
受付時間
平日11:00〜13:30/15:00〜19:30
土日 9:00〜12:30/14:00〜17:30
休診 祝日
——————————————-
当院の上嶋院長が「名医のチョイス」に掲載されました。「赤み治療の名医」、「粉瘤手術の名医」として取材を受けました。赤み治療に関して、0歳児の赤アザから大人の顔の赤み治療まで幅広く対応しております。保険診療で治療できるケースも多々ありますので、ぜひご相談ください。粉瘤手術・くり抜き法手術もホームページから24時間ご予約受付可能です。
≫インタビュー内容について詳しくはこちらをご覧ください。
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新宿駅前うわじま皮膚科
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メロングリソディンとは?
フランス・アビニョン地方で生まれた特殊なメロンから抽出された、抗酸化酵素を豊富に含む機能性成分です。自然交配によって生まれたこのメロンは、通常のメロンの7〜8倍の抗酸化酵素を持つといわれています。
商品特徴
「Melon GliSODin PRO」は、このメロングリソディンを高配合した医療機関専売の栄養補助食品です。
長年の研究と商品開発のノウハウを結集し、美と健康の維持をサポートします。
このような方におすすめ
・紫外線による肌ダメージが気になる方
・シミや肝斑に悩んでいる方
・赤み・紅斑の改善を目指す方
・白斑ケアを行いたい方
・美容施術後のダウンタイムを短縮したい方
・日々の美肌ケアをサプリでも行いたい方
期待できる効果
・飲む紫外線ケア
・シミ改善
・紅斑改善
・肝斑改善
・白斑改善
・ダウンタイム短縮
・美肌効果
商品情報
商品名:Melon GliSODin PRO(メロングリソディン プロ)
内容量:26.1g(290mg×90粒)
価格:¥9,620(税込)
お召し上がり方:1日3粒を目安に、水またはぬるま湯とともにお召し上がりください。
原材料:メロン抽出物(デキストリン、小麦グリアジン、メロン濃縮物)(フランス製造)、でん粉、亜鉛含有酵母、セレン含有酵母 他
※本品は一部に小麦を含みます。
ご購入希望の方は、お気軽に受付スタッフまでお声がけください♪
ナローバンド、イオントフォレーシスの予約システムですが、諸事情により新システムの導入が遅れております。
切替日を当初の6/11から7月以後に変更させていただきます。
日程に関しましては準備が整い次第、HPにて再度お知らせいたします。
上記に伴い、ナローバンド、イオントフォレーシスのネット予約は7月20日分まで現サイトにて予約枠を開放しております。
ご利用の患者様にはご迷惑をお掛けし申し訳ございません。
情報解禁まで、今しばらくお待ちください。
注意:花粉症は目と鼻だけではありません。
花粉の季節になると、くしゃみや鼻水だけでなく、肌の赤みやかゆみに悩まされる方も少なくありません。これらの皮膚症状は、実は「花粉皮膚炎」という状態かもしれません。花粉皮膚炎は、花粉抗原により引き起こされる全身性アレルギー反応の一部として皮膚に現れる症状です。2006年の調査では、花粉症患者において「皮膚がかゆい」という症状が多く報告され、特に女性や症状が重い群に多く見られることが明らかになっています。当コラムでは、花粉皮膚炎の症状や原因、診断から治療、予防法まで詳しく解説し、この春の不快な肌トラブルへの対処法をご紹介します。一般的な花粉症に関しては<こちら>
花粉皮膚炎とは、花粉が皮膚に付着することで引き起こされるアレルギー性の皮膚炎です。花粉症は症候群であり、花粉抗原により全身のアレルギー反応が出現します。症状の主体はアレルギー性鼻炎・結膜炎ですが、気道、皮膚、全身症状なども出現することがあります。日本では特に2月から4月にかけて飛散するスギ花粉による「スギ花粉皮膚炎」が多く見られますが、ヒノキ、ブタクサ、ヨモギなど他の植物の花粉によっても同様の症状が引き起こされることがあります。花粉皮膚炎は、花粉が皮膚に直接接触することが原因と考えられるもので、花粉症の鼻や眼の症状に先行して生じることもあり、花粉が原因だと気づかないこともあります。
花粉皮膚炎の主な症状は、肌の乾燥、ほのかな赤み、チリチリとくすぐったいようなかゆみです。ジクジクしたような重い症状はなく、上まぶた、頬骨、あご、首など露出が多い部分に発症しやすいのが特徴です。症状は肌の乾燥やかゆみから始まり、湿疹、カサつき、ときにはヒリヒリした痛みを伴うこともあります。赤みのある部分が盛り上がって発疹のようになることもありますが、湿疹のようにジクジクするような状態にはならず、どちらかというと乾燥気味になるのが花粉皮膚炎の特徴です。また、花粉皮膚炎は顔や目の周りにできやすいこともあり、アレルギー性結膜炎や眼瞼炎を伴うことも少なくありません。女性の場合は花粉症の時期になると基礎化粧品がしみるようになるといった症状を感じることもあります。
花粉皮膚炎の主な原因は、飛散している花粉が皮膚に直接付着することです。特に肌のバリア機能が低下している状態では、花粉が皮膚に対して強い刺激となります。資生堂の研究によると、スギ花粉に含まれる抗原タンパク質が肌のバリア機能を低下させることが発見されています。これまでそのタンパク質が目や鼻のアレルギー症状を引き起こすことは知られていましたが、皮膚への作用も認められました。
花粉は、肌が露出しやすい顔や首に付着しやすく、その部位を中心に花粉皮膚炎を生じやすいです。スギ花粉抗原は分子量が大きく皮膚の角層を通過できないため、普通は皮膚内に侵入できないのですが、皮膚の角質に障害がありバリアー機能が衰えていると侵入してしまいます。このため、アトピー性皮膚炎の患者さんでは、このバリア機能が弱いために症状悪化が見られると考えられます。また、女性のクレンジングや洗顔料による皮膚のバリアー機能の障害(主に皮膚の乾燥・肌荒れ)なども誘因となることが多いです。
花粉皮膚炎は、アトピー性皮膚炎の既往歴がある人の発症率が高いと考えられています。実際に、アトピー性皮膚炎の患者は花粉が原因で皮膚症状が悪化しやすいといわれており、アトピー性皮膚炎患者の約30%程度がスギ花粉により皮膚症状が増悪すると考えられています。子どもの頃アトピー性皮膚炎だったり、もともと湿疹が出やすい体質の人は、花粉によるアレルギー症状が皮膚に現れやすい傾向があるかもしれません。
また、普段は敏感肌でない人も乾燥の厳しい冬を過ごした春先の肌はデリケートな状態になっています。バリア機能が低下しがちなので特に注意が必要です。乾燥した肌は肌表面のキメの乱れや角層がめくれあがって外からの刺激を受けやすくなっているため、花粉皮膚炎にかかりやすい状態といえます。
花粉皮膚炎の診断は、症状と発症時期の関連性を確認することが重要です。花粉皮膚炎を見分けるポイントは、皮膚症状の発症または悪化した時期が、特定の花粉症の時期と合致するか否かです。似ている他の病気として酒さ、アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎の可能性があり、花粉の時期であるならば花粉症皮膚炎の可能性が高くなります。
また、診断の助けとしてスギ特異的IgEアレルギーの採血検査を行い、スギなどの花粉がアレルゲンであると判明したならば、花粉症皮膚炎である可能性がさらに高まります。他の花粉も一度に調べられるVIEW39採血検査が人気があります。一方で、脂漏性皮膚炎は顔や頭など皮脂の分泌が活発な部位に生じやすい皮膚症状です。アトピー性皮膚炎なども繰り返し皮むけと赤みのある発疹ができてかゆみなどの症状が現れるため診断が難しいケースもあります。
花粉皮膚炎の治療には、外用薬・アレルギー剤の内服薬を併用する場合が多く、また治療と並行して、ぴりぴりとしない適切な保湿剤で皮膚を保護するスキンケアを行うことが大切です。具体的な治療法として以下が挙げられます。
花粉皮膚炎の症状は、顔に出やすいため、ステロイド外用薬が効果的です。頬、口や首周りなどに広がるかゆみも、早く治療すれば4~5日程度でおさまるので、十分な強さの薬を完全に治るまで塗ることが重要です。ただし、皮膚科専門医の指示に従い、適切な強さのステロイド外用薬を使用するようにしましょう。
抗ヒスタミン薬の内服も効果的です。花粉飛散がはじまる2週間前から治療を始めるのが一般的であり、花粉が飛びはじめる時期に先がけて、症状が出る前に抗アレルギー薬の内服を行うことで、症状がコントロールしやすくなります。花粉シーズン中は服用を続けることが大切です。
花粉皮膚炎の治療においては、適切なスキンケアも重要です。肌のバリア機能を維持するために、刺激の少ない保湿剤を使用することが大切です。ただし、石けんを使ってゴシゴシこすると刺激が強すぎて肌荒れにつながるので、やさしく洗い流すのがおすすめです。
普段のスキンケアアイテムも保湿成分の多く配合されているものに切り替えることも有効です。肌に潤いを与える成分としてセラミドなどが含まれている製品が推奨されます。潤いを保ち、バリア機能を補うような成分が配合されているものを選ぶことが大切です。
花粉皮膚炎の予防には、スキンケアにより皮膚のバリアー機能を保ち、花粉が皮膚に付着するのを避けるよう心がけることが大切です。具体的な予防法としては以下のようなものがあります。
最も重要なことは花粉を肌に触れさせないことです。外出から帰宅したら肌に付いた花粉を洗い流したり、外出中もできるだけ花粉が肌に触れないようにメガネやマスクで肌を覆うと効果的です。また、見逃しがちなのが髪の毛です。花粉が付いた髪の毛が顔にかかって肌荒れの原因になるので、まとめ髪にしたり帽子を被ったりするようにしましょう。
具体的には、外出時には頭の花粉付着を防ぐため帽子を着用する、帰宅時に洗顔する、洗濯物を屋外に干さないなどの対策が有効です。外出後は丁寧に顔を洗い、花粉を落とすことが大切ですが、肌を強くこすらないよう注意が必要です。また、花粉症皮膚炎は毎年のように繰り返す厄介な疾患ですが、見方を変えれば症状が現れる時期を推測できるとも言えます。症状が現れる前に抗ヒスタミン薬の服用やマスクの着用を行えば症状を軽くできるので、前もって準備しておくと良いでしょう。
花粉皮膚炎を予防するために、日常的なスキンケアで肌のバリア機能を維持することが重要です。洗顔時などに顔をこすりすぎず保湿はしっかりすることが大切です。また、アレルゲンバリア技術という花粉など空気中の微粒子や大気汚染物質を肌に直接付着させないテクノロジーも花粉の季節の強い味方になります。アレルゲンバリア技術とは肌の上に均一な膜をはりめぐらせることで花粉などの粒子を肌に直接触れない環境をつくる技術のことです。肌にすき間ができないので、すすなどの小さな粒子から花粉のような大きな粒子までしっかり対応できるのが特長です。
花粉皮膚炎は、花粉が皮膚に直接接触することで引き起こされるアレルギー反応です。主にスギ花粉によるものが多いですが、その他の花粉でも発症することがあります。自分がどの種類の花粉にアレルギーをもっているのかはVIEW39(保険適用)などの採血検査が有用です。症状は露出部分に現れやすく、かゆみや赤み、乾燥などが特徴です。アトピー性皮膚炎の既往がある方や肌のバリア機能が低下している方は特に注意が必要です。VIEW39検査(保険適用)についてのインスタグラムは<こちら>
適切な治療と予防を行うことで、症状を軽減し、快適に春を過ごすことができます。特に早めの対策が効果的ですので、花粉の飛散時期が近づいたら準備を始めましょう。多摩地区はスギ花粉飛散が多い地域です。花粉の影響は早い時期から出始めますから、今年このような症状があった方は来年もご用心です。早めの対策が効果的です。王道の内服外用治療を行っても症状が2週間以上改善されないなら赤ら顔とポツポツが出る「酒さ」など他の病気も考えられるので、皮膚科専門医を受診するようにしてください。
皮膚科専門医による適切な診断と治療を受けることで、花粉皮膚炎の症状を効果的に改善し、快適な日常生活を取り戻すことができます。お肌の不調にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
問い合わせはこちら
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新宿駅前うわじま皮膚科
東京都渋谷区代々木2丁目6-7セイチビル4F
TEL 050-1807-2172
受付時間
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顔のこめかみやフェイスラインの小さなイボ、首の小さなイボは保険診療で1回の施術でとれます。ご存じですか?施術後の絆創膏も小さいので、負担が少なくオススメです。いままで顔や首、体のイボが気になった方は春のうちにきれいに取ってしまいましょう!予約不要で受診とご相談可能ですのでお気軽にご来院ください。お問い合わせは<こちら>
#首イボ #イボ治療 #保険診療
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本コラムでニキビダニを正しく知り、SNS上の「ニキビダニビジネス病院」に踊らされずに適切に赤ら顔とニキビダニ治療しましょう。
当院はおかげさまで全国から赤ら顔治療やブイビームレーザー治療で多くの患者様がいらっしゃいますが、最近患者様から「ニキビダニ」のご質問を多くいただきます。当院では患者様がSNSやネット情報の偽情報・印象操作に惑わされないように、医学的な根拠に基づきニキビダニ症の診断や赤ら顔の診断治療を行っています。顔の赤みや赤ら顔治療でお悩みの患者様は当院へお気軽にご相談ください。その際は院長勤務日がオススメですので、ホームページや当院インスタグラムをご確認ください。
インスタグラムはコチラ↓
https://www.instagram.com/uwajima_hifuka/
まず、ニキビダニは常在微生物(じょうざいびせいぶつ)です。常在微生物とは皆さんの皮膚にあたりまえのように住んでいる微生物という事です。日本皮膚科学会誌にも掲載されていますが、健康なヒトの顔面から高確率にニキビダニ類の寄生が確認できます。なので通常はニキビダニが発見されても病的な意味はありません。皮膚にはいろいろな種類の微生物が共存していますが、何らかのきっかけで皮膚の微生物のバランスが崩れてニキビダニが大量に増えた時には肌のトラブルが生じる事があります。その際は皮膚科専門医が診断し必要に応じた治療しますのでご安心ください。
Q:ニキビダニが自分の顔にいるのか診てほしいのですが?
A:心配な症状があればお気軽に当院をご受診ください。皮膚の症状を拝見して必要に応じて検査いたします。一方で、ニキビダニは常在微生物で通常は無害です。従って皮膚に何も症状がないのに必ず検査する必要はありませんので、検査の必要性に乏しい場合は医師からご説明差し上げます。なお、赤ら顔に伴うニキビダニのご相談は院長勤務日がスムーズですので院長勤務日を当院ホームページかインスタグラムにてご確認ください。
Q:ニキビダニが自分の顔にいるなんて気持ちが悪いので完全に駆除してほしいのですが?
A:結論から申し上げると、完全に駆除することは難しいですし、完全駆除を目指す必要はありません。ニキビダニは見た目が奇妙でグロテスクなので、自分の皮膚にニキビダニがいるのを想像すると気持ちが悪いですよね。お気持ちはすごくわかります。ただ、ニキビダニは常在微生物で皆さんの皮膚で共生しているダニなので、お薬で数を減らすことはできますが、完全に駆除することは難しいです。そもそもニキビダニは通常は無害なので、皮膚の症状がない状況でニキビダニ駆除の薬を必ず使用する必要はありません。薬を使用する治療もリスクゼロではありませんので注意が必要です。
Q:赤ら顔がなかなか治らないのですが、これはニキビダニのせいではないのですか?
A:赤ら顔の症状によってはニキビダニが悪化要因として関与している可能性はあります。ただ、全てがニキビダニのせいでニキビダニを駆除すれば解決すると解釈するのは誤りです。赤ら顔や酒さにおいて高率にニキビダニが検出されることが報告されています。ただ、健康なヒトの顔面からも高率にニキビダニが検出されていますので、ニキビダニが検出されるという事実だけでは赤ら顔酒さの方と健康な方の両者で差はありません。重要なのは、赤ら顔・酒さの患者様において赤みだけではなく、皮むけや丘疹(プツプツ)や膿疱(白い膿のプツプツ)などの症状があり、実際の検査においてニキビダニが大量に増えていた場合、ニキビダニ治療を併用することで症状改善が期待できると考えるのが適切です。
昨今の現状として、ニキビダニは印象的な見た目をしているため「SNS映え」しますし、定期的にネット上で話題になります。その度にテレビやSNS上の見せ方で「患者様の赤ら顔の表面からニキビダニを検出したぞ、このニキビダニを治療すれば今まで治らなかったあなた(患者様)の顔の赤みは治る!うちのクリニックを受診して!」とSNS情報発信主が自らの名医ぶりをアピールする演出がありますが、もともとニキビダニ自体の検出率が高いのは先に述べた通りですし、ニキビダニを検出したこと自体を騒ぐ必要はないです。重要なのはそのニキビダニが現在の病状に対して病的な意義があるのか?治療する必然性があるのか?をしっかりとした医師が診断することなので、結局は本物の皮膚科専門医による検査・診断が有効です。「受診したいドクターが本当の皮膚科専門医なのかどうか?」に関しては簡単にサイトで検索できます。リンク先の日本皮膚科学会のサイトで「フリーワード検索」欄に、ご希望のクリニック名や医師の名前を記入して検索してみてください。自称専門医・名医のドクターは専門医MAPの検索でヒットしませんが、日本皮膚科学会認定の本当の皮膚科専門医ならば検索にヒットして出てきます。
皮膚科専門医MAP検索サイト
https://www.dermatol.or.jp/modules/spMap
形成外科専門医一覧サイト
https://jsprs.or.jp/specialist/list
(形成外科専門医一覧サイトは検索機能がないので、スマホの右上付近をクリックして「ページ内を検索」をクリック。またはパソコンキーボードの「Ctrl」+「F」を押すと検索機能が出てきます。調べたい「医師名」や「クリニック名」で専門医の有無を検索してください)
Q:赤ら顔に悩んでいます。インターネットで赤ら顔・しゅさの動画やニキビダニの動画をたくさん見ています。うわじま皮膚科に通えない時は、どの皮膚科に受診したらいいですか?
A:おかげさまで当院は全国各地から多くの患者様が通院されており、赤ら顔治療やブイビームレーザー治療、ニキビダニ治療など行っております。遠方で当院に通えない患者様は、まず日本皮膚科学会が認定した皮膚科専門医の病院やクリニックを受診されるとよいでしょう。前項目のQ&Aのリンク先の「フリーワード検索」欄に、希望のクリニック名や医師の名前を記入して検索してください。
また、めったにない事ですが、医師免許をもたない人物が医師と称して診察治療して事件になるケースもゼロではないので、受診される医師が医師免許を持っているかどうかを調べる事も比較的簡単にできますので、下記に厚生労働省のリンクを貼っておきます。これらのツール等によって、多くの患者様がネットやSNSの誤情報や演出に惑わされることが減り、正しい情報を得て適切な医療機関を受診されることを切に願っております。
医師等資格確認検索(厚生労働省サイト)
https://licenseif.mhlw.go.jp/search_isei/
#しゅさ #赤ら顔 #顔赤み #ニキビダニ #ブイビーム
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土日 9:00〜12:30/14:00〜17:30
休診 祝日
平素より新宿駅前うわじま皮膚科をご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、当院にて実施しておりましたオンライン診療(保険)サービスにつきまして、諸般の事情により、3月末日をもちまして終了することとなりました。
オンライン診療(保険)をご利用いただいておりました皆さまには、大変ご不便をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
今後は来院での診療にて、これまで同様、患者さま一人ひとりに寄り添った医療サービスの提供に努めてまいりますので、引き続きご愛顧のほどお願い申し上げます。
新宿駅前うわじま皮膚科
春の花粉症の季節です。当院では花粉症の治療として内服薬、点眼薬、点鼻薬等が処方できます。また、肌荒れ症状がメインの花粉皮膚炎も急増する時期です。保険適用の採血検査でご自身がどの種類の花粉にアレルギーがあるのか等を検査することが可能です。それにより対策が立てやすくなります。どうぞお気軽にご相談ください。採血アレルギー検査(保険適用)ご希望の患者様は受付時や問診表にて「アレルギー検査希望」と申告していただくと流れがスムーズです。
花粉症治療に関してくわしくは<こちら>