皮膚科専門医による適切な診断と治療
皆さまの皮膚の「かかりつけ医」です

皮膚は頭から足先までを覆う人体最大の臓器と言われています。そのいずれで起こったトラブルも皮膚科が対応します。
皮膚科の疾患は原因のはっきりしないものや根気よくつき合っていく必要のある慢性疾患も少なくありません。しかし、適切なスキンケアと軟膏などによる外用療法、内服療法等を行うことによって、より良い状態を保ち、こうした皮膚病と上手につき合うお手伝いをいたします。
地域にお勤め・お住まいの皆様の皮膚科「かかりつけ医」でありたいと考えておりますので、どんな皮膚のお悩みも、お気軽にご相談ください。

思わぬ内科的疾患が見つかるケース

「皮膚は内臓を映す鏡」という言葉を耳にしたことがおありかと思います。皮膚は内臓を包み込んでいる袋のようなものですから、内臓等の発するサインがよく表れます。内臓をはじめとする体内の状態や血行の調子、ホルモンバランス、ストレスの有無などが複雑に絡み合って、皮膚の症状として現れてくることが少なくないのです。
小さな皮膚疾患を検査しているうちに、思わぬ内科的疾患が見つかるケースもありますので、皮膚の異常が見つかったら、早めにご受診ください。必要に応じて適切な検査もご提案します。

皮膚のことなら何でもご相談ください

上記のような皮膚疾患以外にも、日頃のスキンケアの悩みや乾燥、肌荒れなど、皮膚のことで少しでも気になることがありましたら、何でも遠慮無くご相談ください。インターネットが普及し、様々な情報が即座に手に入り便利になりました。しかし、情報の中には一見正しそうに見えても間違っているものが多数混在しています。それらの情報に踊らされないよう、皮膚科を受診しご相談いただくことで正しい知識を得て皮膚トラブルを減らすことで、皆様のより快適な生活をサポートしたいと願っています。

皮膚疾患の予防・治療

保険診療の皮膚科は病気を見つけ、治療する場ですが、それ以前に皮膚疾患の予防も重要となってきます。皮膚疾患の原因には、様々なものが挙げられますが、特に日常生活の過ごし方が大きな影響を与えています。脂っこいものや甘いものを食べ過ぎたり、睡眠不足やストレスフルな生活を送ったりしていると、皮膚トラブルを招きやすくなります。
バランスのとれた食生活をし、夜更かしを避けて十分な睡眠をとり、適度な運動を心がけましょう。ストレスを溜め込まないように、上手に気分転換を図ることも大切です。また、日光を過剰に浴び過ぎることも皮膚ダメージにつながりますから、日傘や帽子を利用して、紫外線対策を講じることも肝心です。
こうした一見あたり前のような健康的な生活を送ることが、皮膚疾患の予防、および治療に結び付いてくるのです。

当院の皮膚科で診療する主な疾患

皮膚掻痒症

皮膚を見ても何も皮疹ができていないのに、痒みが生じる疾患です。全身のいたるところが痒くなるケースと、陰部などの限られた部分だけが痒くなるケースがあります。

Q:原因は?

A:痒みが起こるメカニズムは、十分には解明されていません。肌の乾燥のためにちょっとした刺激で痒くなることもありますが、それだけでなく、腎臓、肝臓・胆道、糖尿病やホルモン異常、血液疾患、悪性腫瘍、さらには内服薬なども原因になっていることがあります。

Q:痒みの特徴は?

A:発作的に「痒みが襲ってくるようだ」「体の中から痒みが湧いてくる感じ」などと表現する方もよくおられます。

Q:治療は?

A:原因となっている病気がある場合には、その治療が必要です。また肌が乾燥していることが多いので、保湿薬をしっかり塗ることが大切です。抗ヒスタミン薬もある程度の効果が期待できますが、皮膚掻痒症による痒みは、ヒスタミン以外の物質によっても生じていると考えられ、完全に症状を止めることはできません。また、紫外線療法などが行われることもあります(保険適用外)。

汗疱

手のひらや手指の側面、足の裏などに、数ミリくらいの小さな水疱が数多く並んで現れる疾患です。小さな水疱はくっつき合って大豆大になることもあります。痒みはないことも多いですが、時に周囲に紅斑が生じ、痒みや痛みが出たりすることもあります。

Q:原因は?

A:原因は明らかではありませんが、夏季に汗をかきやすい人(多汗症)に多くみられることから、汗が何らかの影響を及ぼしていると考えられています。また、飲食物や歯科治療の金属に対するアレルギーが原因になっているケースも報告されています。

Q:治療は?

A:治療としては、いろいろな薬を用いますが、小さな水疱が現れて痒みがあるようなら、ステロイド外用薬が有効です。水疱が乾き、皮膚が丸い鱗屑(りんせつ:皮膚表面から剥がれ落ちる角質)になって剥がれる時期には、尿素含有軟膏を手洗い後に塗ります。

Q:手の水虫とは違うの?

A:しばしば手の水虫(白癬菌症)と症状がよく似ていることがあり、皮膚科専門医への受診をオススメします。顕微鏡で水虫菌(白癬菌)があるか無いかを確認し、白癬菌がいれば、水虫の薬で治します。金属アレルギーの関与が疑われる場合はパッチテストを行い、その結果に応じた治療をします。

白斑

簡単に言えば、皮膚の色が一部ぬけて白い斑点のように見える疾患です。一般に皮膚の色は、表皮の中に含まれるメラニン顆粒の量に応じて変化します。このメラニン顆粒は皮膚の一番底にあるメラノサイトという細胞でつくられます。ところがこのメラノサイトが何らかの理由で壊されて、機能が低下すると、メラニンの産生が極度に低下あるいは消失し、皮膚の色が部分的に白く抜けてしまうのです。この状態が白斑です(正式には尋常性白斑といいます)。別名「しろなまず」と呼ばれる疾患です。

Q:頻度は?

A:日本の白斑患者さんは人口の1~2%程度と言われます。20代の発症が多いとされますが、各年代に広くみられます。男女差はほとんど無いです。 脱色素性母斑ほか、よく似た皮膚疾患がありますので、白斑なのかどうかをしっかり診断することが、治療の第一歩です。

Q:原因は?

A:白斑の原因は、はっきりとは解明されていませんが、自己免疫(自分自身の組織に対して免疫が攻撃的に作用すること)によりメラニン(体表に存在する黒褐色または黒色の色素)が破壊されるために発症すると考える説などがあります。

Q:合併症は?

A:原因とも関連しますが、一部に持病として自己免疫疾患が隠れている場合があり、それらを検査しておく必要があります。採血検査にて精査いたします。

Q:治療は?

A:白斑の治療としては、ステロイド薬、活性型ビタミンD3軟膏、タクロリムス軟膏の外用療法や紫外線療法があります。紫外線療法のなかでも当院の得意とするナローバンドUVB療法が、より効果の高いことがわかってきました。一般的に難治性で根気強い治療が必要な疾患ですが、紫外線療法など回数を重ねることで白斑部分に徐々に色素が出てくる患者様も少なくないですので、あきらめずぜひ一度ご相談ください。 また、セルフタンニング剤を塗ると、数日間は皮膚を着色することができます。これはもちろん根本的治療ではありませんが、社会生活上のストレスを減らすのに有効な手段と言えます。

掌蹠多汗症

掌蹠多汗症は、手のひらや足の裏にたくさんの汗をかく症状です。
手の多汗症の場合は手掌多汗症と呼び、足の裏の場合には足蹠多汗症と言います。
軽症の場合なら、物を持った時や精神的に緊張した時に汗が出る程度ですが、重症になると、汗がポタポタと落ちるようになります。
多汗症を発症すると、人目を気にしがちですし、場合によっては普段の生活の中で様々な支障が出るようになりますので、QOL(生活の質)が下がってきます。
治療としては、神経遮断薬や外用制汗剤などによる薬物療法、イオントフォレーシス療法、心理療法、胸部交感神経遮断手術などが行われます。当院では、保険診療としてイオントフォレーシス療法を得意としております。定期的に通院できる方は効果が期待できますのでぜひご相談ください。

ヘルペス

単純ヘルペスウイルスの感染で起き、顔にできる1型と外陰部や臀部などの下半身にできる2型の2種類のウイルスがあり、初感染で口内や外陰部に発疹が生じた時は高熱と強い痛みが伴います。

Q:治療は?

A:ヘルペスの治療としては、抗ウイルス剤の内服と外用を行います。発疹の出る前にチクチクするなどの予兆が出ることが多く、早めに内服を始めると、治りが早いことが多いです。
しかし、単純ヘルペスウイルスは神経節に入って潜伏するため、薬で完全に除去することはできません。寝不足、疲労、風邪などによって免疫力が下がると増殖し、再発しがちです。毎月頻繁に再発するような方は抗ウイルス剤の内服方法も工夫します。

イボ(尋常性疣贅)

イボ(尋常性疣贅)は、ヒトパピローマウイルスの感染によって発症する腫瘤で、いじるとどんどん増える傾向があります。人から人にもうつります。皮膚が荒れていたり傷がある部分からパピローマウイルスは侵入しやすいので皮膚のケアが重要です。

Q:イボを自分自身で削るなどして治したいのだけど?

A:イボができたからと言って、自分で引っ掻いて治そうとすると、かえってウイルスを撒き散らしてしまう可能性がありますので、イボを見つけた際は、数が少ないうちに皮膚科で相談しましょう。また、稀ながら悪性のものもあるので、それらとの見分けをつけるためにも、専門医への受診をお勧めいたします。院長自身もイボに似た悪性腫瘍を経験しており論文にまとめています。悪性の例は稀な疾患なので皮膚科医といえども経験している先生は多くありません。御自身のイボ様の病変が心配な方はぜひ当院にご相談ください。

Q:治療は?

A:当院では、基本的な液体窒素療法に加えて、必要に応じて漢方薬内服や複数の外用剤も併用した「コンビネーション治療」を行っております。
また、「イボはぎ法」と言って、患者様の負担を最小限にとどめた局所麻酔によるイボ切除手術を行っております。特に手足のイボでお悩みの方。既に他院で液体窒素療法を数か月以上継続しているけれど改善しない患者様は、あきらめずにぜひ一度ご相談ください。

疥癬

疥癬は、「ヒゼンダニ」と呼ばれるダニが皮膚表面(角質層)に寄生して起こる感染症です。皮膚と皮膚が直接触れ合うことで感染するため、近年は高齢者介護などを行っているうちに感染し、施設内や家族内で感染が広がるケースもあり、問題視されています。
もちろん接触でうつるため性感染症としても一面もあります。

Q:ヒゼンダニの特徴は?

A:ヒゼンダニは、肉眼ではほとんど確認できないほど小さな生き物です。メスの成虫は皮膚の角質層内に潜り込んで長さ数ミリ程度の、いわゆる「疥癬トンネル」をつくり、その中で産卵します。卵は孵化して幼虫、若虫を経て約2週間で成虫になります。成虫は皮膚を離れれば短時間で死滅しますので過度に恐れる必要はありませんが、疥癬患者の使用した寝具類を直ちに他の方が使うと感染する可能性はあります。

Q:症状は?

A:ヒゼンダニの寄生から1〜2ヶ月の無症状期間を経て、腋の周囲や腹部、陰部などにブツブツが現れます。痒みが強く、特に夜間に増強するのが特徴です。手首や手指の間には、細くて灰白色をした長さ数ミリ程度の線状の皮疹(疥癬トンネル)がみられます。

Q:診断は?

A:診断にあたっては、皮膚科にて顕微鏡や拡大鏡を用いた検査を行い、ヒゼンダニの虫体や虫卵が見つかれば確定します。

Q:治療は?

A:イオウ外用薬、またはイオウサリチル酸チアントール軟膏を全身に塗布して24時間後に洗い流すことを5日間繰り返します。クロタミトン軟膏(オイラックス)を全身に塗布し、1〜2週間続ける方法もあります。こうした外用薬による治療が不十分な場合には、イベルメクチンという薬の内服を行います。

血管炎

血管炎とは、あえて一言で表現するならば「血管を炎症の場とする疾患群」と言えます。血管は全身の至るところに分布しているため、血管の炎症とトラブルは種々の臓器障害をもたらします。血管炎は皮膚に限って生じるタイプから全身症状を伴うタイプまで様々です。

Q:症状は?

A:皮膚症状としては、紫斑、血疱(血豆)、潰瘍、皮下結節などの症状がみられます。皮膚に紫斑(紫紅色、あるいは暗紫褐色の斑)が認められ、必要に応じて全身症状の腱索を行います。

Q:皮膚科でよくみる血管炎はありますか?

A:血管炎には様々な疾患がありますが、頻度が高く、皮膚科が診療することの多い全身性血管炎としては「IgA血管炎」が挙げられます。つい最近まで「ヘノッホ・シェーンライン紫斑病」と呼ばれていました。この疾患では、触ると軽いしこりの触れる紫斑(触知性紫斑)が、多く現れます。一般的には下腿に生じやすいです。が、臀部、大腿部、背部、上肢にまで広がることもあります。触知性紫斑以外に点状あるいは斑状の紫斑、水疱、血疱、潰瘍などが生じることがあります。

Q:検査は?

A:診断にあたっては、一般的に血液検査、尿・便検査を行い、成人では皮膚の一部を採取する皮膚生検と病理組織学的検査を行うことがあります。

Q:治療は?

A:症状の程度により、治療法は異なってきます。軽症の場合には皮膚の紫斑にたいする治療がメインとなり、まず安静と血管強化薬や止血薬を使用します。関節痛に対しては非ステロイド系抗炎症薬による対症療法を行います。腹痛など腹部症状にはまず絶食と輸液で対応しますが、軽快しなければステロイド薬投与を検討します。腎障害に対しては主にステロイド薬を用いますが、治療が効きづらいケースでは、一度に大量投与するステロイドパルス療法や免疫抑制剤の併用療法を行います。

紫外線治療・光線治療

紫外線療法とは、簡単に言えば紫外線の免疫抑制作用を活用して、過剰反応を起こしている皮膚症状を沈静化させる光線療法です。太陽光に含まれるUVA、UVB、UVCの各波長の紫外線のうち、皮膚治療に有効性が確認された、中波紫外線の領域に含まれる非常に幅の狭い波長域(311±2nm)を持った紫外線(ナローバンドUVB)を照射して、全身的また部分的な皮膚疾患を治療します。
この波長では、皮膚を赤くしたり、やけどさせたりする300nm以下の波長をほとんどカットすることによって副作用が大幅に少なくなります。
そのため、ナローバンドUVB紫外線療法なら、尋常性乾癬をはじめ、アトピー性皮膚炎、尋常性白斑、掌蹠膿疱症、円形脱毛症などの治療が、保険診療にて安全かつ効果的に行えます。照射回数や照射量は、疾患の種類や重症度などによって異なってきます。徐々に紫外線量を増やしていき、皮膚が赤くならず、かつ治療効果の高い照射量に調整していきます。当院ではこのナローバンドUVB療法と得意としており、大病院と同等の設備(全身型と部分照射型ノエキシマライト)を導入しており、大病院で培った豊富な光線療法の経験を基に最適な治療を提供します。

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